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ウイグル民話・ドッパ(花帽子)伝説
[20070624]
ドッパ(花帽子)伝説
江上鶴也訳 『ウイグル民話集』より
昔、タリム河畔のある美しいオアシスの村に一組の夫婦がありました。
夫の名前をトグルル、妻の名前をアイトグディと言いました。
夫婦にはキュントグディと言う名前の一人娘がありました。
娘のキュントグディは花が大好きなので、父親のトグルルは庭に色んな花を植えてあげました。
間もなく花は芽を出し、日ごとに生長していきました。
キュントグディは毎朝起きると花の世話をしてあげました。
しばらくすると、さまざまな花が咲き、庭はお花畑になりました。
やさしい風が花の匂いを遠くまで運んで行きました。
キュントグディは嬉しくてしかたがありませんでした。
ある日、トグルルが花の王冠を作りキュントグディの頭に被せてあげました。
花の王冠はキュントグディにとても似合って、彼女はさらに美しく見えました。
トグルルは花を一本、妻のアイトグディの耳の所に刺し、また一本を自分の帽子に刺しました。
秋になり、庭の花はしなびて葉が落ちてしまい、花のない季節が始まりました。
気落ちしたキュントグディは毎日、悲しそうにしていました。
心配した母親のアイトグディは、ドッパを作り、赤、緑、黄や他の糸で刺繍しました。
このドッパがキュントグディを元気付けて綺麗にさせ、まるでお花畑の花の中にいるようで、花の心地よい匂いが鼻を叩いているような気がしました。
アイトグディは夫のトグルルにもドッパを作ってあげました。
このドッパにアーモンド、木の葉、星のデザイン刺繍をしました。
このドッパを被ったトグルルは、自分をなおさら健康で生気があるように感じました。
町内の娘たちはキュントグディの頭のドッパを見て興味を覚えました。
娘たちは母親にドッパを作ってくれるようにとお願いしました。
トグルルのバダムドッパ(アーモンド刺繍ドッパ)を気に入った男の子たちも黙ってはおらず、母親の側へと走って行きました。
年が経るにつれてドッパは方々に伝わりました。
また、ドッパの種類も多くなり、「ベシタラ」、「ウンチャ」、「チャチマ」、「ウズゥム」、「ゼル」などと言う名称で何十種類にもなりました。
<了>
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2007-06-24(Sun) 16:00
民話
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